毎日、SDカード対応のタニタ BC-569(GR)で体重測定をしています。
SDカードをPCに接続して記録するのも面倒なので、Wi-Fi SDカードを使ってデータが取れると便利だと思いました。
ところが、同体組成計で、東芝FlashAirを使うと、データは記録されるのにWi-Fiが有効にならない模様。
なお、PQI AircardとEye-fi、ezShareは、体組成計の電源ON直後にビープ音と共にSd-Eが表示されて使えませんでした。
Flucardは試してないけど、PQI Aircardのオリジナルと言われているので多分だめ。
そこで、FlashAirならばまだ動く望みはあると考え、class6とclass10を用意しました。
まずは、手持ちの複数のSDカードリーダーを使ってFlashAirの挙動を確認しました。
幾つか試してみると、組み合わせるSDカードリーダーによってもFlashAirの挙動が大きく異なるようです。
- Eye-fi付属のSDカードリーダー
FlashAirを挿入してPCに装着すると直後にWi-Fiが開始する - ELECOM MR-A39H(BK)
FlashAirを挿入してPCに装着してもWi-Fiが開始しない。
FlashAir内のファイル操作をすると、しばらくしてWi-Fiが開始する
(新規ファイル作成→削除とか読み取り専用フラグ付け外しとか) - Canon MP970のカードリーダー
ELECOMのカードリーダーと同様に、Wi-Fiの開始にファイル操作が必要 - TANITA BC-569
FlashAirに測定データは記録できるが、Wi-Fiが開始しない
FlashAirの新旧(class)による挙動の違いは見受けられませんでした。
もしかしたら、製造時期によって動く・動かない原因があるかもしれません。
(ロットによってSDカードリーダー部のアセンブリが異なるとか)
手元のBC-569でWi-Fi SDカードを使うのは難しそうです。
これ以上の調査はBC-569のSDカード処理のCMDを追わないと分からなさそうです。
わかったところでどうしようもないので諦めました。
最初から素直にWi-Fi対応体組成計にしておけばよかった。とほほ。
追記
Wi-Fi SDカードが使えないのは体組成計の仕様に因るのかもしれないと思ったので、タニタに問い合わせをしてみました。
メールの転載は憚られるので要約すると、SDカードには書込時のみ給電されるとのこと。
体組成計の電源がオンでも、SDカードには常時給電はされていないそうな。
BC-569の電源オン中にSDカードへ常時給電できないと、Wi-Fi機能の付いたSDカードは使えません。
おしまい。
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